2016年01月27日

周産期システム「MapleNote」発売開始

当社は、周産期医療における診療を効率化することでより質の高い医療やサービスの提供をサポートする周産期システム「MapleNote」を、2016年2月1日より販売いたします。

昨今、理想の出産を望み出産方法や産院を選ぶ妊婦が増えている一方、産科医不足や分娩を取り扱う医療機関の減少は深刻化しており、少子化が叫ばれる今日においても周産期医療の現場は多忙を極めています。ハイリスク妊婦や高度なケアを必要とする新生児も増加しており、慢性的な人手不足の中で質の高いサービスや医療を提供するには診療の効率化と医療機関を超えたスムーズな情報共有が喫緊の課題でした。

当社ではこれまでに様々なクリニックや大規模病院へ産科向けのシステムを導入してきました。大阪の阪南地域においては周産期センターでの運用をサポートするシステムを導入したのに加え、妊婦健診を行なう医療機関から分娩を行なう周産期センターに対してスムーズに妊婦健診の経過を共有する為の地域連携の仕組みも構築。周産期医療の現状と課題を目の当たりにしてきました。

今回リリースした「MapleNote」はこれまでのノウハウを活かして新たに開発したシステムで、周産期における母子の診療記録をスムーズに一元管理し様々な職種のスタッフ間で共有することのできるシステムです。当システムは周産期システムとして必要な機能を備えていることはもちろん、各医療機関の運用に合わせて画面や書類テンプレートを簡単な設定で自由度高くカスタマイズできるのが特長です。Claio※1を併用することでエコー画像を取り込みファイリングできる他、ハイリスク妊婦の多い医療機関においてはC-Note※2を組み合わせることで詳細なカルテ記載が可能となり、より質の高い診療の提供が可能になります。既に2016年1月からは大学病院でシステムが稼働しており、その操作性の高さや柔軟性を高く評価していただいております。

今後は周産期医療の現状を踏まえ、他システムや機器との連携強化によりさらに使いやすいシステムを目指すと共に、里帰り出産やオープン・セミオープン制度などに対応する為の情報提供機能も強化することで地域連携も含めた周産期医療に貢献できるシステムを目指します。

製品概要

製品名MapleNote
発売日2016年2月1日

製品の更に詳しい仕様については下記ページをご覧ください。

https://findex.co.jp/products/medical/maplenote/index.html

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