2018年05月08日

サバティカル休暇制度を導入

社員の健康維持と自己実現を支援することで、
企業価値の向上を目指す

当社は、サバティカル休暇制度を導入しました。

サバティカル休暇は長期間勤務者に与えられる長期休暇で、欧州を中心に導入されています。日本においては大学などの研究機関で導入されていますが、企業での導入は少ないのが現状です。近年、ワークライフバランスが重要視されるようになり、サバティカル休暇を導入する企業は少しずつ増加すると考えられています。経済産業省でも「人生100年時代」の到来を見据え、働きながら学べる環境づくりの一つとしてサバティカル休暇の導入を企業へ呼びかけています。

今回、当社でサバティカル休暇制度を導入し、勤続10年毎に最長6か月の休暇を取得できるようになりました。休暇中は基本給の3割が支給され、取得後は取得前と同じ条件で復帰することができます。休暇の理由に制限はなく、休養に充てたり、勉強やボランティア留学など短期の休暇では難しかったことに挑戦したりすることができます。競合企業でなければ他社で働くことも可能で、自らのキャリアや働き方を見つめ直す機会として、様々な形で利用することができます。

当社では既にリフレッシュ休暇を設け1年に1回、5日以上の休暇を取ることを推奨していますが、サバティカル休暇はその期間の長さから、リフレッシュ休暇では実現できなかったことに挑戦できる有意義な休暇となることが期待されます。「まだ世の中にない新たな発想・技術を探し続ける」ことをモットーとする当社において、社員が様々な経験をすることはその社員だけでなく会社にとっても大きな刺激になると考えています。

当社では6か月前の申請を条件とし業務引継ぎや体制強化の期間を十分に設けることで、周囲への業務負担や取得者本人の心理的負担を軽減し、積極的な休暇取得を促していきます。また、取得対象者だけでなく社員全体に対して、制度そのものはもちろん、当社のワークライフバランスに対する考え方への理解を深めていくことで、労使一体となって働きやすい環境作りに取り組んでいきます。

今後は、サバティカル休暇を通じて社員の健康維持とスキルアップ・キャリアアップを支援し、これまで以上に仕事を楽しむことができる環境を目指します。また、社員が仕事を楽しむことができる環境を通じて人材の確保と定着、生産性の向上、社員のモチベーションアップを図り、より強い組織力を養っていきます。

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