SDGsへの取り組み

具体的な取り組み「8:働きがいも経済成長も」

目標8:働きがいも経済成長も

「働きたい!」と思った時に誰もが働ける環境づくりを

~医療システム導入の裏側に秘めた、多様な働き方の創出~

ターゲット
8-5
2030年までに、若者や障害者を含む全ての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、並びに同一労働同一賃金を達成する。

ファインデックスは多様な働き方を推進しており、その対象は自社の社員のみに留まりません。インクルーシブ社会を体現すべく雇用創出に取り組む中で、一例として社会福祉法人 松山共生会 ポッポ苑様(就労継続支援B型事業所、以下ポッポ苑)にご担当いただく業務についてご紹介いたします。

協力先:社会福祉法人 松山共生会 ポッポ苑 | 取材:ファインデックス

背景

システム導入には、お客様である医療機関の業務効率が大幅に向上するというメリットがある一方、複数の検査機器やモニターをパソコンへ接続することで、ケーブルが絡まってしまうことがあります。手の届きにくい場所にケーブルを設置することで、接続先を確かめる際に手で手繰る必要が生じることもあります。

取り組み内容

ファインデックスはこのような悩みを解決すべく、お客様へ納品するケーブルには、利用者の皆様が視認しやすいよう、接続部材やスイッチなどに「●●ケーブル」「▲▲スイッチ」といった、目印となるシールを貼付しています。シールの貼付作業は、ポッポ苑にて実施いただいています。

委託内容

1. タグ・接続部材へシールを貼付する作業 ……
シールの作成までをファインデックスが行い、それ以降の作業はポッポ苑にて実施いただいています。
2. ケーブルへの取り付け作業 ……………………
シールの付いたタグや接続部材を、お客様へ納品するケーブル類に取り付ける作業も、ポッポ苑が担っています。

ポッポ苑での作業風景

タグ、シール共に小さく、非常に細かな作業です。

成果報告会の開催

ポッポ苑の皆様へ作業していただいたタグが実際にどのように医療機関で役立っているのか、報告会を行いました。

「自分たちの仕事が世の中の役に立っている」「仕事を通じて社会とつながっている」ことを具体的に感じられた、との感想をいただきました。

ポッポ苑のお仕事(2021年)
巻いていただいたタグの本数
1,388
貼っていただいたシールの枚数
4,800
ファインデックスが
システム導入をした
医療機関数(2021年)
114施設

取り組み効果

お客様から接続の不具合等でお問い合わせをいただいた際も、ケーブル類のラベリングがされている事で、ご案内がスムーズに進むことがあり、大変ご好評をいただいています。

社内での在庫管理も容易になり、適時適切に接続部材を提供できる体制を整えることができました。

社会福祉法人 松山共生会 ポッポ苑

ポッポ苑は愛媛県松山市にある就労継続支援B型事業所であり、「就労の機会の提供」や「就労に必要な能力を育む」機会を提供されています。

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