2025年1月10日
当社は、クラウド版電子カルテ「REMORA Cloud」を開発し、2025年1月10日(金)より無床診療所への販売を開始いたしました。
クラウド版電子カルテ「REMORA Cloud」は、直感的な操作が可能で、パソコン操作に不慣れな方でも抵抗なくご利用いただけるよう設計されています。カルテデータはクラウド上に安全に保管されており、3省2ガイドライン※1に準拠した高いセキュリティを確保していますので安心してお使いいただけます。
さらに、「REMORA Cloud」は当社の他システムとの連携が可能であり、診療業務の効率化を力強くサポートいたします。院内サーバーなどの機器設置は不要なため、メンテナンスやセキュリティ更新といったハードウェアに関する管理負担も軽減いたします。
なお、2002年の発売以来、多くの小規模病院や診療所でご利用いただいているオンプレミス版電子カルテ「REMORA ver4」につきましても、引き続き販売いたします。
※1 厚生労働省、総務省、および経済産業省の3省が定めた、医療情報システムを安全に管理するための2つのガイドラインのことです。
近年、無床診療所をはじめとする医療機関では、診療業務の効率化や柔軟な診療体制の構築が求められています。特に往診や訪問診療のニーズが高まる中、これらの診療形態に適応する電子カルテシステムが必要とされています。また、レセプトコンピュータとして多くの医療機関で利用されている「ORCA※2」がクラウド版となったことを受け「REMORA Cloud」をリリースいたしました。本製品は、無床診療所を含むさまざまな医療施設において、診療の質と業務効率の向上を目指し、「ORCA」との連携を通じてより快適な医療サービスの提供を支援します。
※2 日本医師会ORCA管理機構提供の日医標準レセプトソフト
当社は「REMORA Cloud」の提供を通じて、医療機関におけるIT導入の促進を図り、医療現場の効率化と業務負担の軽減に貢献してまいります。また、利用者のフィードバックをもとに継続的な改良を行い、多様化するニーズに迅速に応えることで、より高品質なサービスを提供していきます。