2024年1月18日
株式会社ファインデックスの福利厚生の一つであるサバティカル休暇制度が、人事・労務管理に関する企業事例として日本経済団体連合会が発行する「春季労使交渉・労使協議の手引き」に取り上げられました。本誌では制度の導入経緯や、休暇を取得した社員の様子、運用やその効果について紹介されております。
2018年に当社が導入したサバティカル休暇制度は、勤続年数10年以上の従業員が最長6ヶ月の休暇を取得できるものです。休暇中には社会保険料の負担を念頭に基本給の3割を支給します。従業員が一定の期間現在の仕事から離れ、自己啓発や研究活動、他社での就業、家族と過ごすなど、これまでとは違う活動を行うことで、普段の休暇では得られにくい多種多様な経験を、復帰後のキャリアに生かしてもらうことを目的としています。
当社では、連続した5日以上の休暇を推奨するリフレッシュ休暇や、サバティカル休暇制度を通じて、社員の健康維持とスキルアップ・キャリアアップを支援しています。また、これまで以上に休暇を取得しやすく、仕事を楽しむことができる環境の提供により従業員エンゲージメントの向上に努めております。
人材の確保と定着、生産性の向上、社員のモチベーションアップを図り、社員ひとりひとりのワークライフバランスへの理解を深めていくことで、労使一体となって働きやすい環境を作り、より強固な組織力を養ってまいります。
「春季労使交渉・労使協議の手引き」は、春季労使交渉・労使協議の参考として、日本経済団体連合会が毎年1月に発刊する実務書です。春季労使交渉・労使協議における経営側の基本的スタンスを示す「経営労働政策特別委員会報告(経労委報告)」の姉妹書として、直近の労働法制の改正動向や、人事・労務管理に関する企業事例などを盛り込み、企業の人事・労務担当者に活用されています。