2024年3月19日
株式会社ファインデックスが開発・提供する医療システムの利用ユーザー数が、本日2,000施設を突破したことをお知らせします。
当社はこれまで「価値ある技術創造で社会を豊かにする」という理念のもと、早くから医療分野のDXに着目し、主要製品である画像ファイリングシステム「Claio」をはじめ、紙・デジタル文書管理システム「C-Scan」、診療所向け電子カルテ「REMORA」など、医療機関の業務効率化をサポートする多くの製品を開発・販売してまいりました。
直近では、大規模病院のオペレーションや医療地域連携をクラウドでサポートするためのブランド「PiCls」を立ち上げ、患者案内アプリ「Medical Avenue」の運用本格化や、電子トレーシングレポートサービス「AAdE-Report」のローンチなど、様々な取り組みを行っております。大規模病院においては現在もオンプレミス型のシステム運用が主流ですが、今後は段階的なクラウドサービスへのシフトが予想されます。需要の増加に先立ち、当社では既存製品のクラウドサービス化を順次進めることで、医療機関同士のクラウド上での情報連携をリードしております。
また、2024年4月に適用予定の医師の時間外労働の上限規制や、医師に一極集中しがちな業務を分散させるタスク・シフティングの勧奨など、近年は医師の働き方改革の観点からの、業務効率化への取り組みも活発化しています。医療従事者の労働環境の改善は急務であり、少子高齢化による医療業界の人手不足の解消には必要不可欠な施策です。当社では、医師によるドキュメンテーションの負担軽減を叶えるべく、既に多くのお客様にご利用頂いている文書作成システム「DocuMaker」への生成AI技術の実装に、子会社であるフィッティングクラウド社とともに取り組んでおります。
当社は既存製品の商品価値の更なるブラッシュアップを図ると同時に、最先端の技術と深い理解に基づいた製品開発及びサービスの提供を行い、医療DXを強力に推進いたします。医療情報の領域において先導的な存在としての役割を果たすことで、引き続き医療の質の向上に貢献してまいります。