PDI+ MoveBy Importer(ピーディーアイプラス ムーヴバイ インポーター)  紹介情報管理システム  【IHE-Jコネクタソン適応製品】

PDI+MoveBy Importer製品画面イメージ

紹介情報管理システム PDI+ MoveByは、他医療機関とのデータ授受を効率的に行えるシステムです。Importerでは、専門知識を要することなく他院から持ち込まれる様々なデータを一時的に取り込みスムーズに参照、医師が必要なデータのみを院内に保管することができます。
※東京大学医学部附属病院様ご指導のもと、開発致しました。

Importerの運用フロー例

受付・医事課

  • 紹介状・CD/DVD受け取り

    患者様が持参した紹介状やCD/DVDを受け取り、返却が必要かどうかを確認します。

  • 紹介状取り込み

    紹介状をスキャンして取り込みます。HIS情報や医療機関マスタを利用して、患者情報や紹介元情報を自動的に入力することができます。

  • データ取り込み

    CDのレーベルをスキャンした後、自動的にウイルスチェックを行いデータを取り込みます。取り込んだデータはMoveByサーバに送信され、一時的に保存されます。

診察室

  • 新着通知

    MoveByにデータが取り込まれると新着通知を行います。

  • 画像参照

    MoveBy Viewerでは、DISC内容のみならず、スキャンした紹介状やCD/DVDレーベル面の画像も一緒に見ることができます。

    電子カルテにはコピー&ペーストで貼り付けることができます。 DICOM画像専用ビューアで詳細に画像参照することもできます。
  • 取り込み依頼

    医師が参照したもののみ院内PACSやClaioサーバなどへ転送し保存します。

    DICOMはStudyではなく、Series単位で指示することができます。

導入メリット

医師にとって

高い互換性

  • 取り込み成功率95%以上※1の実績を持ち、多種多様な可搬媒体からデータ取り込みが行えます。
  • DICOM規約違反ファイル補正、圧縮ファイルの解凍機能により、PACSに依存せず取り込むことができます。
  • 媒体の全ファイルを確認することにより、DICOM Part10もしくはIHE PDI準拠以外の媒体でも読み込みが可能になります。

スピーディ&ストレスフリーな参照

  • 取り込み開始から登録までに平均5分以内※2、外来診療開始までにデータ取り込みが可能です。
  • メーカーやソフト毎のビューア使用方法を意識することなく、専用のWEBビューアで診療情報提供書と画像をセットで参照できます。
  • 可搬型電子媒体のレーベル情報を画面表示することで、患者の取り違えを視覚的に防止します。

医師負担を軽減

  • 取り込みデータがある場合には電子カルテ上で通知を行うなど、操作性の向上や操作負荷の軽減によりスムーズな診療をサポートします。
  • 患者情報取得、職員連携、取り込み通知、レポート読影依頼など、各種システムとの連携が可能で、既存システムを利用することにより医師の負荷を軽減します。

※1、2:既存導入先での実績になります。

取り込み作業者にとって

職員の負荷軽減&資源の有効活用

  • 難しい操作や専門知識を要することなくデータが取り込める為、技師などの専門職でなくても事務員の方が作業を行うことができます。

安全な運用を実現

  • 紙(封筒)やCDなどの搬送管理を行う必要がないので、紛失リスクを軽減できます。取り込み間違いを防止する様々な機能により、安全かつ効率的な運用が行えます。

業務効率化

  • 来院報告書の自動出力や地域連携患者数の自動集計など、様々なデータ活用により業務を効率化します。

病院全体にとって

セキュリティ・インシデント対策

  • 一時保存したデータのうち、医師が本当に診療に必要な画像だけを院内システムに取り込みます。参照したものだけを選択して取り込む仕組みにより、「見ていないデータ・必要ないデータ」の流入を防止すると共に、「診療情報の見落とし責任リスク」を軽減します。
  • 事前のウイルスチェックにより安全性を確保すると共に、紙・CDなどの媒体紛失リスクを軽減します。

スピーディ&ストレスフリーな参照

  • 不要なデータを取り込まないことでサーバ容量の負荷を軽減します。

効率的に情報把握

  • 電子化により、他院との連携状況の把握を容易にします。

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