ProRad QAの特長

Point1.メディア入出力や画像解析など、豊富な機能で業務を幅広く支援

通常の検像業務だけでなく、メディアインポーター/エクスポーター機能やデジタイザー取り込み機能、線量解析などの機能を搭載しており、これまで複数のシステムで対応してきた機能を統合することにより、スムーズなワークフローを実現します。
※線量管理には別途線量管理システムが必要となります。

Point2.全てのモダリティの検像が可能

それぞれの検査に応じた検像業務に特化した造りになっており、1システムで全モダリティの検像を行うことができます。各モダリティの検査実施状況やPACS転送状況も管理でき、スムーズな運用が行えます。

Point3.他システムとの連携により情報を集約し、検像業務を効率化

RISとオーダー情報を連携することで、実施情報を確認しながら検像を行うなど、検像業務を1台の端末のみで完結させることができます。複数のシステムを見比べることなく1端末で業務が行えるため、業務の効率化が図れます。

幅広く業務をカバーする多彩な機能

画像確認、シリーズ編集、DICOMタグ解析/変換/編集など検像を行う上で必要な機能を網羅しているだけでなく、検像業務以外のメディアインポーター/エクスポーター機能やデジタイザー取り込み機能、線量管理やゲートウェイ機能、データ解析といった機能を搭載しています。様々な機能を実装することで散在していたシステムを統合し、スムーズなワークフローの実現を支援します。

検像システム1つで様々な機能をカバーすることにより、これまでシステム毎にかかっていた保守費用を圧縮することができます。

機能

• 検索プリセット

  

  モダリティやステータスなど、使用頻度の高い検索条件を必要なだけ登録することができます。端末や撮影室単で条件を設定することができます。

• インシデント防止（修正履歴の比較表示）

  

  患者情報や検査情報の編集時には、確認しやすいように変更箇所の色を変えて表示します。モダリティコードやシリーズ番号など必須項目が未入力の場合にはアラートを出しインシデントを防止を促します。

• インポーター/エクスポーター

  

  他院から持ち込まれたCD/DVD等のメディアから画像を取り込みます。複数個所にてCD取り込み・出力業務を行うことができます。出力時には、自院患者情報の書き換えや自院CDラベル印刷も可能です。

• 線量解析

  

  画像を受信したタイミングで線量情報の解析を行います。被ばく線量解析システムを購入することなく放射線業務における患者被ばく情報を容易に蓄積することができます。※RDSR、MPPS情報を併せて解析することで、より詳細な線量管理が可能

• ビューア

  編集	・トリミング　 ・WL/WWの変更 ・ネガ反転　　 ・スタンプ（「L」「R」など） ・左右反転　　 ・画像回転
  表示※8bit	・シネ再生　　　　　　　　 ・カットライン表示 ・マルチフレーム動画再生　 ・シリーズ同期表示 ・簡易計測（CT値、CTR値、距離計測）

  検像業務に必要が画像編集、表示機能を搭載しています。

• その他

  • ・画像修正（検査単位、シリーズ単位）
  • ・画像の並び替え（シリーズ単位、イメージ単位）
  • ・DICOM Q/R　　　
    ・MWM
  • ・PACSViewer起動　
    ・オーダー連携
  • ・デジタイザ　　　　 
    ・画像送受信

  豊富な既往でスムーズな検像業務を支援します。

運用フロー