Universal Searcher(ユニバーサルサーチャー)   医療ビッグデータ検索システム

Universal Searcher製品画面イメージ

医療ビッグデータ検索システム Universal Searcherは、院内のあらゆる情報を基にデータベースを形成し、検索を重ねることで更なるビッグデータの構築を可能にする、無限に広がるデータベース構築&検索システムです。

Universal Searcherの特長

Point1.院内の様々なシステムからデータを集約しビッグデータを構築

電子カルテ、薬剤、検体検査、放射線、リハビリ、病理、看護、栄養指導、物品管理、レポート、医療文書、地域連携など、病院内に散在する様々なシステムのデータを分解・集約し、各病院独自のビッグデータを構築します。

Point2.自由な条件設定でデータ検索

入院患者、外来患者、受診期間、診療科、検査結果、レポートの一部の単語、紹介施設、指導内容など、院内のあらゆるデータを条件とし、即座にリストを作成します。

Point3.検索したリストを独自の症例リストとして新たなデータベースに登録

一般的なデータウェアハウスは一度検索・抽出したデータをCSV出力などで保存して終了しますが、Universal Searcherでは検索結果を独自のデータベースとして登録できます。

Point4.無限に広がる利用者が育てるデータベース

抽出結果を独自データベースとして登録後、抽出条件として利用する事で、様々な分岐条件を付けて更なるデータ抽出が可能です。

Universal Searcherの利用例

利用例1

Step1

条件
脳脊髄腫瘍科に入院
入院期間:2019/10/14~2021/10/14
退院期間:2021/9/14~2021/10/14
抽出結果
患者ID

Step2

条件
CA19-9の結果が37以上
抽出結果
患者ID、入院日、退院日、検査項目、検査結果、入院期間中の内服薬

Step3

後日利用するために「脳脊髄腫瘍科CA19-9>=37リスト」としてデータ保存

利用例2

Step1

条件
腎臓血管外科に入院
入院期間:2019/10/14~2021/10/14
抽出結果
患者ID

Step2

条件
内視鏡レポート「右腎臓」and「悪性腫瘍」and「検出」or「疑い」
抽出結果
患者ID、入院日、確定病名

Step3

後日利用するために「右腎臓腫瘍リスト」としてデータ保存

利用例3

Step1

条件
甲状腺外科に入院
入院期間:2019/10/14~2021/10/14
抽出結果
患者ID

Step2

条件
入院期間中に甲状腺摘出手術を実施
抽出結果
患者ID、手術日

Step3

条件
術後1年以内に再度何らかの手術を実施
抽出結果
患者ID、初回手術日、2回目手術日

Step4

条件
2回目術後2週間以内に病理レポートあり
抽出結果
患者ID、初回手術日、2回目手術日、主病名、病理レポート記録日

Universal Searcherの利用イメージ

step1

【検索条件】
脳脊髄腫瘍科に入院
■入院期間
2019/10/14~2021/10/14
■退院期間
2021/9/14~2021/10/14
【抽出項目】
患者ID

step2:データベース登録

「脳脊髄腫瘍内科入院患者リスト 2021」としてデータベース登録

step3:検査結果を追加して再検索

検索患者に対して検査結果を条件追加

【検索条件】
「脳脊髄腫瘍内科入院患者リスト2021」の
データ内にCA19-9の結果が37以上の患者が
存在

【抽出項目】
患者ID、CA19-9の結果、投与内服薬

step3:生存確認日もしくは死亡日を再検索

検索患者の生存確認日、死亡日を検索
【検索条件】
「脳脊髄腫瘍内科入院
患者リスト2021」のデータ内に生存確認日もしくは死亡日のデータが
存在

【抽出項目】
患者ID、生存確認日、生存確認の元となるデータ種別、死亡日

step4:抽出したデータを集計

(次のVersion以降で対応予定)
生存確認日・死亡日の抽出データを集計

step5:集計データのグラフ化

(次のVersion以降で対応予定)
ワンタッチグラフ機能を使って集計データをグラフ化

Universal Searcherは右記の製品と組み合わせて利用する事により、更に便利に・素早く、診療や研究に役立てることが出来ます。

統合閲覧システム
ClaioDashBoard

※当製品は診療記録の為のデータ保存を使用目的としているため、医療機器プログラムではありません。

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