2020年06月15日
当社は、医療機関におけるFAX送受信業務を効率化する「FAX送受信管理サービス」を2020年6月15日より提供いたします。
医療機関の間で患者紹介を行う場合、患者情報を事前共有する為に多くの施設でFAXが利用されています。また、昨今は新型コロナウイルスの影響でオンライン診療の様に患者が医療機関へ行くことなく診療を行うケースが増えていますが、その中でも医療機関から調剤薬局へ処方箋を送信するのにFAXが活用されています。
FAXは手軽に利用できるというメリットがある反面、一般的に受信データを紙に印刷して利用する為、受信する側は“紙を取りにいかなければならない”“複数人に即時共有できない”といった課題があります。日々大量のFAXを受け取る大規模医療機関では、受信したFAX用紙を患者毎に整理したり、各患者の紹介元医療機関へお礼状や予約情報を送信したりするのに多くの手間を要しています。
当社の「FAX送受信管理サービス」では、受信したFAXデータを紙に印刷するのではなく電子化し電子データとしてシステムへ保管します。また保管された当該データと患者IDを紐づけることにより、院内の電子カルテ端末などから患者IDを利用して受信した電子データの閲覧が可能となります。FAX送信時には予め登録しておいた紹介元医療機関情報を利用することで誤送信を防止します。
地域医療連携や在宅医療・介護連携が強化され様々な施設間での情報共有が増加する中、当社のサービスが地域連携業務をはじめとしたFAX送受信業務の効率化を支援することで、医療スタッフの負担軽減と施設間の更なる連携強化に貢献していきます。
製品詳細については下記ページをご覧ください。
https://findex.co.jp/products/medical/faxmanagement/index.html